海外旅行や世界一周、留学、ワーホリなど海外滞在時に便利なのが、Google Driveなどのクラウドストレージサービスです。
今回は海外旅行・世界一周などでクラウドストレージを使うべき理由と、おすすめのクラウドストレージサービスを紹介します。
クラウドストレージサービスとは
クラウドストレージとは、クラウド(オンライン)上のストレージ(保存領域)のことです。
簡単に言うと、自分のパソコンやスマートフォンではなくネット(というかネットの向こうにある運営会社のコンピューター)上のスペースのことです。
クラウドストレージサービスとは、クラウドストレージをレンタルするサービスです。
つまり、運営会社のコンピューター(サーバー)上のスペースを借りて使う仕組みのことです。
一般的に知られているGoogle Drive、Dropbox、OneDrive、iCloudなどでは、写真や動画、文書、音楽などあらゆるファイルを保存することができます。
クラウドストレージサービスの利用には、会員(ユーザー)登録が必要なものとそうでないものがあり、ユーザー1人が利用可能な容量にも違いがあります。
海外旅行/世界一周などでクラウドストレージを使うべき理由
データのバックアップのため
海外旅行、世界一周、留学、ワーホリなどでクラウドストレージを使うべき一番の理由は、データのバックアップのためです。
海外旅行のときにはデジタルカメラやスマートフォンで写真や動画を撮ると思います。
撮った写真をパソコンに移しておいただけでは、パソコンが壊れたときにデータも消えます。
外付けハードディスクも同じで、壊れにくくはなっていますが、壊れたらデータは消えます。
海外旅行中は紛失・盗難・水没などリスクが多いので、クラウドストレージにバックアップしておくと安心です。
万が一パソコンやスマホ、ハードディスクが故障したり盗難被害にあったとしても、クラウドストレージにバックアップをとっておけば簡単に復元することができます。
データの移動を楽にするため
もうひとつの大きなメリットが、「データの移動が楽になること」です。
スマートフォンとパソコンの間で写真などのデータをやり取りするときに、その都度ケーブルを繋いでやり取りをすることもできますが、クラウドストレージを使って自動でデータを同期するように設定しておけば、写真や文章などのデータに複数のデバイス(機器)から簡単にアクセスすることができ、管理が楽になります。
また、カップルや夫婦で旅をしている人はさらにデバイスが増えると思いますが、クラウドストレージを利用して共有すれば、2人の全てのデバイスからデータにアクセスすることができます。
旅先で出会った友人同士でも、クラウドストレージの共有フォルダを使えば簡単に写真や動画を共有することができます。
クラウドストレージの欠点
クラウドストレージの欠点は、「インターネット環境がなければ使えないこと」です。
インターネット環境の整っていない国に滞在しているときは、かなり使いにくくなります。
「クラウド」というもの自体がインターネットや高速回線ありきのシステムなので、こればかりはどうしようもないです。
海外旅行・世界一周におすすめのクラウドストレージサービス4つ
1.Google Drive(グーグルドライブ)
Google Drive(グーグルドライブ)はGoogleが運営するクラウドストレージサービスです。
Googleのアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用できます。
また、Google DriveにはGoogleフォトというサービスもあります。
Googleフォトでは、画質設定(写真は最大16メガピクセル、動画は最大1080p)をすれば、容量無制限で写真をアップロード(保存)することができます。
パソコンの任意のフォルダを自動でGoogle Driveにバックアップ・同期するソフトも用意されていて、初心者でも使いやすいと思います。
共有フォルダを作って、特定の人とデータを共有するのも簡単です。
2.Dropbox
DropboxはGoogle Driveと同じように、写真や動画など様々なファイルが保存できるクラウドストレージサービスです。
無料プランで使えるのが2GBなのですが、友人にDropboxを紹介することで、無料で容量(500MB)を増やすことができます。
この紹介制度でストレージ容量を最大16GBまで増やすことができます。
3.Amazon Photos(プライムフォト)
プライムフォトは、Amazonプライム(またはAmazon Student)というAmazonの有料会員が利用できるサービスの一つです。
プライムフォトでは、AmazonDriveというクラウドストレージ上に容量無制限・無劣化で写真を保存することができます。
Googleフォトでは写真の最大画質が決められていますが、プライムフォトでは写真(JPEG、RAW)なら一切制限がないので、写真のバックアップはプライムフォトがおすすめです。
上にも書きましたが、プライムフォトを使うためにはAmazonのPrime(学生はStudent)会員になる必要があります。
Amazon Prime会員は年会費4900円(月額プランだと500円)で、プライムフォトのほか映画見放題のプライムビデオ、音楽聞き放題のPrime Music、本・雑誌・マンガ読み放題(ラインナップは数百冊程度)のPrime Readingなどが利用できます。
Amazon StudentはAmazon Primeの学生向け会員制度で、年会費は2450円(月額プランだと250円)でサービス内容はAmazonプライムとほとんど同じです。
年会費はプライムの半額で、プライムにはない割引や還元制度があるので、むしろサービス内容はプライムより上です。
Amazonプライムの無料体験期間は30日間、Amazon Studentの無料体験期間は6か月です。
無料体験期間終了後は年会費が発生しますが、自動更新をせずに解約することもできます。
まずは、無料体験をして使ってみることをおすすめします。いつでも解約できるので。
4.Evernote
Evernoteは、文章をはじめとしたあらゆる情報を保存することができるクラウドストレージサービスです。
クラウド型のノート・メモ帳のようなものです。
Evernoteに保存しておけば、パソコン・スマートフォン・タブレットなどあらゆるデバイスからアクセスすることができます。
僕は日記を書いたり、気になったことや旅中に覚えた現地の言葉をメモしたり、大事なメールを保存しておいたり、本当にあらゆることに使っています。
ノート(文書)やノートブック(文書の集まり、フォルダのようなもの)単位で他人と共有することもできるので、僕は妻と共有のノートブックを作ってアイデアやメモのやり取りをしています。
僕は有料プランを使っていますが、1人で使う場合は無料プランで十分だと思います。
↓ここから登録すると、1か月間プレミアム会員プランが利用できます(僕の紹介リンクです)。
紹介無しはこちら(Evernote)
さいごに
クラウドストレージサービスには、他にも様々なものがあります。
おすすめは、Google Driveをメインにして、写真のバックアップはAmazonのAmazon Photos(プライムフォト)、日記やメモなどはEvernoteという使い方です。
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