Amazon Photosデスクトップアプリの使い方(同期/バックアップ/アップロード/ダウンロード)

前回の記事(Amazon Photos(プライムフォト)の使い方(写真のアップロード/ダウンロード/削除))では、Amazon Photos(プライムフォト)の基本的な使い方を説明しました。

今回は、Amazon Photos(プライムフォト)のデスクトップアプリを使って、ファイルを同期・バックアップ・アップロード・ダウンロードする方法を説明します。

Amazon Photos(プライムフォト)を利用するには、Amazonプライム(またはAmazon Student)会員になる必要があります。
Amazonプライム会員になると、プライムフォト以外に映画見放題のプライムビデオ、音楽聞き放題のPrime Music、本・雑誌・マンガ読み放題(ラインナップは数百冊程度)のPrime Readingなどが利用できます。
詳しくは、メインブログのこちらの記事を参照して下さい。
Amazonプライムは旅におすすめ | unusual

https://simplicity-hacks.tokyo/?p=1009

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デスクトップアプリとは

デスクトップアプリ(デスクトップアプリケーション)とは、エクセルやiTunesなどのように、パソコンにインストールして使うソフトのことです。

Amazon Photosはデスクトップ用(Windows/Mac)、モバイル用(Android/iOS)のアプリケーションを提供しています。

私のパソコンはWindowsなので、Windows版のデスクトップアプリの使い方を説明します。
たぶんMac版も同じだと思います。

Amazon Photosデスクトップアプリの4つの機能

Amazon Photosのデスクトップアプリは便利ですが、同期・バックアップ・1回限りのバックアップ(旧「アップロード」)・復元する(旧「ダウンロード」)と機能がすこしややこしいので、順番に説明します。

図を見ながらだと分かりやすいと思います。

  1. 同期:Amazon Photos内のファイルをパソコン(Windowsならエクスプローラー)で閲覧・編集できるようにします。(双方向同期)。
    パソコン内とAmazon Photos内の内容が常に一致する(同期される)ので、Amazon Photos内のファイルを頻繁に閲覧・編集する場合に便利ですが、同期フォルダ分パソコンのストレージを消費します。
  2. バックアップ:パソコン内の特定のフォルダを、Amazon Photos内に定期的に保存します。
    カメラで撮った写真を定期的にパソコンにインポートして、そのフォルダをAmazon Photosに保存(バックアップ)しておきたいときなどに便利です。
  3. 1回限りのバックアップ(旧「アップロード」):パソコン内のファイルを、Amazon Photos内に保存します。
  4. 復元する(旧「ダウンロード」):Amazon Photos内のファイルを、パソコン内に保存します。

Amazon Photosデスクトップアプリの使い方

Amazon Photos(デスクトップ版)のインストール

Amazon Photosアプリケーションのダウンロードページにアクセスします。
Amazon Photos

[Windowsの場合]、または[Macの場合]をクリックしてソフトをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルをクリックして、画面に従ってソフトをインストールして下さい。

正常にインストールが終わりAmazon Photosが起動すると、パソコンの画面右下のタスクトレイにAmazon Photosのマークが表示されます。

同期(自動同期/削除同期)

同期を使うには、まず同期機能を有効にして、設定をする必要があります。
タスクトレイ内のアイコンをクリックして、[同期の有効化]をクリックします。

フォルダの同期の設定画面が表示されます。

Amazon Photos側の同期フォルダとパソコン側の同期フォルダをそれぞれ選択し、[同期開始]をクリックします。

▼Amazon Photos側の同期フォルダ選択画面
ここで選択したフォルダのみ、パソコンに同期されます。

▼パソコン側の同期フォルダ選択画面

同期設定が完了すると、パソコン側の同期フォルダ内にAmazon Driveフォルダが作られています。

Amazon Driveフォルダを開くと、同期対象として選択したフォルダが同期されています。

  • Amazon Driveフォルダはクラウドと同期されるので、Amazon Driveフォルダに置いたファイルは自動的にクラウドにアップロードされる(ウェブ版やモバイル版でアクセス可能となる)
  • ウェブ版やモバイル版のAmazon Driveで同期指定フォルダ内にアップロードしたファイルは、パソコンに自動的にダウンロードされる
  • パソコン側、ウェブ版、モバイル版のいずれかで削除したファイルは、自動的にクラウド上からも削除される(削除同期)

同期を有効にすると、タスクトレイのAmazon Photosアイコンをクリックしたときに同期のメニューが表示されるようになります。

バックアップ

バックアップ機能を使うには、バックアップフォルダの設定が必要です。

タスクトレイからAmazon Photosを起動し、[バックアップ]の画面を表示して画面左下の[バックアップの追加]をクリックします。

バックアップフォルダの設定画面が表示されます。
フォルダを選択したら[保存]をクリックします。

・バックアップ中のフォルダー:パソコン内のフォルダ
・バックアップ先:Amazon Drive(Amazon Photos)内のフォルダ

▼バックアップ中のフォルダ選択画面

▼バックアップ先選択画面

左側に表示されているフォルダ右端の[︙]を押すと、バックアップ設定の編集をすることができます。

アップロード

「アップロード」機能は以前はあったのですが、現在はなくなり、「バックアップ」機能に統合されたようです。
「バックアップ」画面で[バックアップの追加]の横にある[▼]をクリックすると、1回限りのバックアップ(旧アップロード機能)をすることができます。
以下は旧アップロード機能の説明です。

アップロードタブを開き、[フォルダーの選択]またはファイルをドラッグします。

▼フォルダーの選択画面

アップロード先を指定します。
workというフォルダーを指定しました。

フォルダーを指定したら、[アップロード]をクリックします。

アップロードが始まります。

復元する(旧ダウンロード)

[復元する(ダウンロード)]画面で[フォルダーをダウンロード]、または[アルバムをダウンロード]をクリックします。
ここでは[フォルダーをダウンロード]を選択しました。

ダウンロードするフォルダを選択します。

続いて、ダウンロード先のフォルダを選択します。

フォルダを選択すると、ダウンロードが始まります。

環境設定

右端の歯車ボタンをクリックすると環境設定が表示されます。

【全般タブ】
・スタートアップでAmazon Photosを起動:パソコン起動時に自動でAmazon Photosアプリを起動するかどうか
【同期タブ】
・同期の有効化/無効化:同期機能を有効にするか無効にするか
・フォルダーを選択:同期機能が有効になっている場合、同期対象フォルダを編集することができる
【帯域幅】
・同時アップロード:同時にアップロードできるファイルの数
・同時ダウンロード:同時にダウンロードできるファイルの数
・1ファイルあたりのアップロード/ダウンロード速度:指定の速度に制限可能
【プロキシタブ】
特に設定する必要なし

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さいごに

私はメインのクラウドストレージはGoogle Driveを利用しているので、Amazon Photosの同期機能は使っていません。

写真のバックアップのため、バックアップ機能のみを利用しています。
それ以外は、たまにパソコンの中の写真がなくなったときに復元する(ダウンロード)機能を使ってAmazon Photosから写真を取ってきたりする程度です。

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