LOCAL by flywheelならWordPressのローカル環境がこんなに簡単に構築できる

WordPressで運営しているブログをカスタマイズ(テーマ編集など)するときに、あると便利なのがローカル環境(開発・テスト環境)です。

このローカル環境を作る(構築する)のは詳しい人でないと難しかったのですが、最近かなり簡単に実現できるソフトを見つけたので紹介します。

この記事はWordpress初心者向けです。
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WordPressのローカル環境とは

ローカルというのは、インターネット(ネットワーク)に繋がっていない状態のことです。

通常であれば、Wordpressはレンタルサーバーなどのコンピューター内に設置して、インターネットを使って自分のパソコンからサーバーに接続して利用します。

サーバーはインターネットに接続されているので、URLを知っていれば誰でもアクセスできます。

一方でWordpressのローカル環境とは、簡単に言うと自分のパソコンの中だけで全て完結した環境のことです。

自分のパソコンの中に仮想のサーバーを立て、Wordpressとデータベースを設置し、自分のパソコンから(自分のパソコンの中の)仮想サーバーに接続して利用します。

インターネットに接続されていないので、自分以外の人は見ることはできません。
逆に言うと、インターネットに接続されていなくても自分だけは利用できます。

このような特徴があるため、ローカル環境はWordpressのテーマ・プラグイン開発者やテーマ編集をしたい利用者が色々なテストをするのに使ったり、公開前のブログの記事を書き溜めたりするのに使います。

本番ブログのテーマファイルを編集して、ブログが表示されなくなったりすると困るので、インターネットに繋がっていないローカル環境でテストしてから本番で使うという感じです。

Wordpress、独自ドメイン、サーバーとは
これから旅ブログを作りたい、きちんとしたブログを作りたいという初心者の人に向けて、ブログを開設するまでの流れを、できるだけ簡潔かつ分かりやすく説明します。

LOCAL by flywheelでローカル環境を構築する方法

ソフト(LOCAL by flywheel)のダウンロード

Local by Flywheelにアクセスして[FREE DOWNROAD!]をクリックして下さい。

OS(WindowsかMacか)を選択し、必要事項を入力します。
名前とメールアドレス、所持しているサイト数のみでOKです。

ダウンロードが始まります。

LOCAL by flywheelのインストールと設定方法

ダウンロードした「local-by flywheel.exe」をダブルクリックしてインストールをします。

「Welcome to Local by Flywheel!」という画面が表示されます。
[LET’S GO!]を押して進めます。

エラーになったときにレポートを送信するかどうかを選択します。
問題なければ「Turn on Error Reporting」をクリックして下さい。

この後、僕の環境では一度再起動がありました。
デスクトップに作成されていたLocal by flywheelをクリックして起動し、[LET’S GO!]を押してセットアップの続きを進めます。

WordPressサイトを作成する

各構成のセットアップが終わったら、Wordpressのサイトを作ります。
[CREATE A NEW SITE]をクリックして下さい。

任意のサイト名を入力して、[CONTINUE]をクリックします。
ここでは「localsite」と入力しました。
ADVANCED OPTIONSは特に設定しなくても大丈夫です。

構築環境を設定します。
特にこだわりがなければPreferredでOKです。

WordPressのユーザー設定をします。
任意のユーザー名とパスワードを入力して下さい。

Local by flywheel内で他のサイトを作った場合にこのユーザー設定を使うかどうかです。

▼設定中

「localsite」というサイトが作成されました。
[ADMIN]を押すと管理画面が、[VIEWSITE]を押すとサイトが開かれます。

[VIEWSITE]を押してGoogleChromeで作成したサイトを開きました。

これでLocal by flywheelでのWordpressローカル環境構築は終了です。
ほとんどクリックだけで簡単にできました。

WordPressの日本語化

[ADMIN]を押すとWordpressの管理画面が開きますが、デフォルトでは英語です。
日本語化する方法を説明しておきます。

先ほど設定したユーザー情報でWordpressにログインします。

左側のメニューから[Settings]ー[General]と進みます。

Site Languageという項目があるので、日本語を選択します。

これでWordpressを日本語化できます。

さいごに

図が多いので長くなりましたが、実際はボタンを押したり任意の名前を入力したり待っているだけで、かなり簡単です。
Local by flywheelはローカル環境構築の面倒臭さがないので、僕のようにプロじゃないけれどテーマの編集などをする人にとって良いソフトだと思います。

次回の記事では、本番環境(既存のサイト)をLocal by flywheelのローカル環境にまるごとインポートする手順を説明します。

LOCAL by flywheelで構築したローカル環境に本番サイトをインポートする方法

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