クリップボード履歴管理ソフト、Cliborを紹介します。
Cliborはかなりシンプルかつ高機能で、痒いところに手が届く素晴らしいソフトです。
Cliborの特徴
CliborはWindowsのクリップボードの履歴を管理するソフトです。
具体的に言うと、クリップボードの履歴を保存しておいて、簡単に呼び出すことができます。
通常、クリップボードには一つしかテキストを保持することができません。
これでは、コピー&ペーストするテキストがいくつもある場合、不便です。
Cliborを使うと、コピー(Ctrl+C)した履歴をいくつも保持しておき、ペースト(Ctrl+V)するときにショートカットでそれらを選択することができます。
他にも色々な機能があり非常に便利なソフトです。
ダウンロード
公式サイト(Download | amuns:code)からリンクを辿ってダウンロードページ(ベクター、または窓の杜)へ行き、Cliborをダウンロードして下さい。
おすすめの設定方法
おすすめの設定方法を説明します。
ダウンロードしたclibor.zipを解凍し、作成された「clibor」というフォルダを任意の場所に置きます。

「clibor」の中にある、「clibor.exe」をダブルクリックして起動します。

起動すると、PC画面右下の通知領域にCliborのアイコンが表示されます。
右クリックして表示されたメニューから[設定]を選択して下さい。
設定画面が表示されます。
[基本動作]内の「自動貼り付けを有効にする」にチェックを入れると便利です。ここにチェックを入れないと、クリップボードに保存した2番目以降のテキストはすぐには貼付けされなくなります。
また、別画面ですがフォントなども細かく変更可能です。
Cliborをスタートアップに登録する
ここまでCliborの設定でしたが、ここからはWindowsの操作です。
Windowsのスタートアップに登録すると、PCを立ち上げたときに自動でCliborが起動されるようになります。
スタートボタン上で右クリックをして、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
「shell:startup」と入力して[OK]を押します。
エクスプローラーでスタートアップのフォルダが開かれるので、Cliborのショートカットを貼り付けます。
使い方
基本のクリップボードの使い方のみ説明します。
Cliborを起動している状態でCtrlキーを2回押すと、クリップボードが表示されます。
(先ほどの設定画面で設定したホットキーを押して下さい。)
この状態で、割り当てられているショートカット(例の画像で言うと1~0,a~z)キーを押すと、テキストが挿入されます。
上の画像で言うと、「2」を押すと「Clibor4」というテキストが挿入されます。
設定で、「自動貼り付けを有効にする」にチェックを入れていない場合、「2」を押すと、2番目のテキストが1番目と置き換わります。
それからCtrl+Vを押すと貼り付けされます。
さいごに
cliborを使うとクリップボードにいくつものテキストを保持できるようになり、ブログを書くときにもとても役立ちます。
Windowsユーザーなら是非使うことをおすすめします。
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