ブログをやっている旅人はたくさんいます。
これから世界一周などに行くのに、ブログを始めようと思っている人もいるでしょう。
僕自身も旅ブログをやっていますが、旅をしながらブログを書くということには、メリットとデメリットがあると思っています。
今回は旅中にブログを書くメリットとデメリットについて考えていきたいと思います。
旅中にブログを書くメリット
思い出を残すことができる
ブログで旅日記を書けば、楽しい旅を「作品」として残すことができます。
僕もブログで旅行記を書いています。
旅人以外にも情報発信ができる
情報発信自体はFacebookやInstagramでもできることですが、自分のブログがあればより深く発信ができます。
実際の旅に役立つ、現地の観光や移動情報は、各地の宿(主に日本人宿)にある「情報ノート」でも仕入れたり発信したりすることはできます。
ブログでは、自分が旅をしていて見たもの、感じたことなどをより多くの人に発信することができます。
旅をしていると、色々なところに行って色々な人に会って、学ぶことや驚くこと、日本と海外の違いなど、感じることがたくさんあります。
そのような感情をシェアするのに、ブログは適していると思います。
例えば、貧困問題や民族問題について触れたときに、その事実や自分の考えを書いて、日本にいる人たちに向けて発信することができます。
ブログは、文字数や写真の枚数といった意味で、SNSよりもしっかりした情報発信ができると考えています。
収入を得ることができる
やり方によりますが、ブログから一定の収入を得ることもできます。
世界一周など長期の旅になると、基本的には貯金の切り崩しになると思います。
ブログには広告を貼ることができ、閲覧数などに応じて収入が発生します。
広告収入というとあまり良くないイメージがあるかもしれませんが、雑誌と同じです。
自分のブログの文章と文章の間に広告を表示することで、広告主から広告料を得るという仕組みで、ブログを読みたいと思う人が多ければ、(間接的に)そこに出稿したいと思う広告があるということです。
今後に繋がる可能性がある
ブログを続けていると、それがきっかけで仕事を頂けることがあります。
また、ブログには自分(の文章)が蓄積されているので、何かを始めるとき、応募するときにそれを見せれば「自分はどんなことを考えているのか(できるのか・書けるのか)」を表すことができます。
クラウドソーシングが主流となった昨今、やろうと思えばパソコン1つで仕事をすることができます。
また、旅を終えて、自分で何かを始めたいと思ったときにも、ブログは役に立つと思います。
個人ブログは、「その人自身」であると思っています。
「その人の価値」は「ブログの価値」になるし、「価値のあるもの」には何かしらの形で金銭が発生します。
そして、「価値のない人」なんていないし、全員に「その人にしか無い価値」があります。
これからの時代、従来の「その人の労働(作業)に対する対価」だけでなく、「その人の価値に対する対価」が、もっと多く支払われていくのかなと思います。
旅中にブログを書くデメリット
僕は、ブログは仕事ではないので書く義務があるわけでもないし、あまりデメリットは感じていません。
なので、よく聞く話を書いておきます。
ブログに時間を取られてしまう
ブログを書くのには、ある程度時間がかかります。
そのため、面倒になって途中でやめる人もいるし、旅ブログの旅行記がリアルタイムから遅れてしまうことも多いです。
僕は、本来の旅に支障をきたすほど、ブログを書くことにこだわり過ぎる必要はないと思っています。
書きたいときに書けばいいかな、と。
旅ではなくブログが目的になってしまう
僕はやりませんが、「面白いことを書かなきゃ」と、ネタ探しが目的になってしまうこともあるようです。
とは言っても結局は個人の自由なので、「ブログのネタを探すこと」が旅の目的になっても悪いことではないかもしれないし、自分が好きで楽しんでやっているのなら良いのかもしれません。
さいごに
僕は、何かを発信することが好きだし、今後も自分の好きな活動をしていきたいと思っています。
なので、僕にとって自分のブログは表現をする場であり、チャレンジをする場でもあり、何かを始めるときのベースとなるものです。
僕はネットの世界やブログが大好きなわけではない(どちらかというと苦手)ですが、ブログは世間で考えられているよりも、大きな力を持っているとは思っています。
これから旅ブログを書くという人に、参考になれば幸いです。
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